オンライン学会・研究会についての雑感

今日は、某会の大会(オンライン開催)の2つのセッションに参加しました。

充実した時間でした。

これまで何回かオンライン学会・研究会に参加してきました。このような形式で開かれる会について、私が良いと思った点とマイナスに感じた点をいくつか、備忘の意味もこめて書いておきます。


オンライン開催 良いと思った点

・移動時間や交通費のことを考えなくていい
 時間を効率的に使えます。家事を大急ぎでこなして家を出るとか、帰宅後に家族の食事の片づけにうんざりするとか、から解放されました。今日も、セッションの間にあった1時間ほどの間に、あるていど家事をこなせました。

・資料が事前にクラウドにアップされるので、時間があれば、事前に資料に目を通せる
 日本の学会・研究会では、事前にレジュメ等の資料を共有してくれるので、リアル会場での開催の場合のように入り口で紙の資料をもらうより、報告やコメントについての理解が深まりました。
 ちなみに、私にとって初めてのオンラインでの研究会合はイギリスの団体が主催したもので、1人を除いて報告要旨くらいしか事前には分かりませんでした。会の場でパワポを眺めて一生懸命ついていきました。これは、配付資料なしでペーパーを読み上げるスタイルである[スタイルが主流だった]イギリスと、重厚なレジュメを配る日本の文化の違いでしょうか。

・報告者の顔が(画面に出ていれば)リアル会場よりも、はっきり見える
 会によって画面に顔を出すかどうかのやり方は異なりますが、うなづいているとか、折々の表情まで分かります。フロア最前列に座って聞いていたとしたら、画面より大きく登壇者の顔が見えるかもしれませんけど、多くの場合は表情が分かるくらい近くには座らない…。

・(自室参加であるとか環境が許せば)体を動かせるので、集中を維持できる


オンライン開催 マイナスに感じた点

・画面を見てばかりだと目が疲れる
 ただし、画面共有されている資料が、事前に共有されている資料と同じであれば、事前に資料を印刷しておけば目の疲れは軽減できます。

・会の前後や休憩時間に知り合いと挨拶したり話したりができない
 これが私にとって最も残念な点。久々に出会って近況報告とか、個別のやり取りができません(参加者全員が声を出せる仕様で行われた小規模な某研究会では、一部の参加者の間で雑談がありました)。オンライン懇親会がある程度は代替になるかもしれませんが、参加しない人もいますし、多くの人と話せるとは限りません。寂しいというのもありますが、ちょっとした話がモチベーションアップや着想の源になることもあります。オンライン開催で、その機会は失われたといって良いでしょう。

・質疑応答や討論の際に、質問者が顔を(声も)出せない場合があり、充実した議論を行う上でマイナスになりうる?
 小規模な会合ではなく、大規模学会の場合に言えることだと思います。オンライン開催の場合、質問者が画面に顔を出さなければ表情は分からないので、報告などをしている人は応答に納得してもらえたか不安に感じることもあるでしょう。今日の会でも「参加者の反応が分からず、虚空に話しているようだ」という所感を持たれた報告者がおられました。ただし、大規模学会のシンポでは、リアル会場に皆が集う形でも、参加者に質問用紙が配られて休憩時間に用紙を出してもらい運営側がとりまとめて質疑応答(必要に応じてフロアの質問者に補足説明してもらう)という感じでやっていましたから、質問者がどこにいるか登壇者に分からないことがありました。

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